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2024.11.01
大浜女子のBEST HITS Vol.43
地域から愛される和菓子屋 三河小町 上田屋さん!!
御菓子司上田屋は、矢作川下流の西尾市米津町渡場の近くにお店を構え
ついつい寄りたくなる様な家族愛に包まれる、どこか懐かしいお店。
地元、米津小学校3年生の行事、「町探検」の授業にも協力し、
地域から愛されるおまんじゅう屋さん「上田屋」さんをご紹介します。
御菓子司 上田屋
住 所 : 西尾市米津町里9
営業時間 : 8:00~18:00
定 休 日 : 火曜日
電話番号 : 0563-57-3266
創業は江戸時代の文政半ば(1820年代)
初代の太助さんが、岡崎の「上田屋」にて修行し、のれん分けにて、西尾市米津町にお店を構えました。
戦後、材料を仕入れるのが困難な中、4代目と5代目は慶弔用の和菓子を中心にお店を存続しました。
現在は、6代目ご夫婦と7代目ご夫婦、今後、8代目(7代目の息子様)となる5人で、北海道の襟裳の小豆を使用して、季節の和菓子など、おまんじゅうやカステラなどの和菓子店を営んでいます。
お父様の6代目はカステラ、ブッセ「銘菓よねづばし」、どら焼き、きんつば、ういろうなど、伝統的なお使い物向きのお菓子を得意としています。
息子さんの7代目は、東京の東京製菓学校和菓子課卒業後、岡崎市の「とらや末廣」で3年修行ののち家業を継ぎ、伝統を守りつつ現代的なきれいな生菓子が得意!
そんな、お二人の職人が作るお菓子が、店内には勢揃い!今日はどれにしようと迷っちゃいます。とても上品な甘みで、口に入れると思わず、ほっこり笑顔になる美味しさです!
お店に入るとすぐ目に入るのは、いつもきれいに生けてあるお花!
「いらっしゃいませ!」と出迎えてくれるかの様に感じます。
生け花は、7代目のお嫁さんのお母様が、季節の花など、綺麗に生けて下さっているとの事・・お母様の思いが伝わり、思わず、「綺麗ですね!」と見入ってしまいます。
次に目に入るのが、岐阜の根尾村で産出される特別天然記念物「菊花石」。
菊の模様がある石ですが、よく見ると、福の神「恵比寿様」が優しく微笑んでいる様子に見え、下に「上田屋」の文字が浮かび上がっています。
「上田屋」さんが、米津にあるとの話を聞き、石屋さんが『この石をご覧ください。いかがですか。』と、急な声掛けの訪問にびっくりされたそうです。
更に偶然にも、その日はお店の右手側の敷地内にある恵比寿社の新設をした日で、本当に驚きと何か意味があるのではと、現在の上田屋さんの店内に飾られています。
是非、笑顔の恵比寿様と上田屋の文字の入った珍しい石を見に来て下さいね!
1番人気は西尾銘菓「よねまん黒糖」
25年ほど前、試行錯誤して製作。これまでの小麦まんじゅうにはない、しっかり食感の黒糖まんじゅうが出来上がりました。安くておいしいと評判となり、瞬く間に人気商品に。現在は100円で販売しています。
また、西尾の保育園のおやつにもなっており、可愛いお客様が増えています。
これからも地元の行事に協力し、地域から愛されるお店になっていきたいとのことです。
食べるのがもったいないような、季節のおまんじゅうが勢揃い!
食欲の秋ですね~!季節ならではのおまんじゅうはいかがでしょうか。
地域とのふれあいを大切に、6代目の奥様と、7代目のお嫁さんが笑顔で出迎えてくれます!
常連のお客様との会話にも花が咲く、そんなほっこりする上田屋さんに是非行ってみてください。