REPORT
2024.05.17
住まいの熱対策は遮熱塗料が効果的!選び方のポイント
(くらしのお役立ち情報Vol.24)
暑い夏、住まいが焼け付くような暑さに耐えるのは辛いものですのね。しかし、そんな暑さからの解放を手に入れる方法があります。
それが、「遮熱塗料」です。このページでは、遮熱塗料の効果や選び方、断熱塗料との違いについて詳しく解説します。
さあ、夏の暑さから解放される新たなる住まいの秘密を探りましょう。
(アステックペイント【公式 みんなの塗装チャンネル】【省エネ・節電対策】断熱塗料?遮熱塗料?それぞれの特徴と効果について塗料メーカーが徹底比較!より一部引用)
https://www.youtube.com/watch?v=7RIX1QGLdPE
1. 温度上昇の原因は近赤外線
暑い夏に住まいが熱くなるのは辛いですよね。そもそも、どうして熱くなってしまうのか。
ココでは遮熱塗料の原理を解説して、暑さをどのように抑えるかを説明します。
建物の温度上昇の原因は太陽光の中の近赤外線(きんせきがいせん)です。
遮熱塗料は塗料の中に、この近赤外線を効果的に反射する顔料を含ませ遮熱機能を発揮させているのです。
私たちが日焼けを予防するためにUVクリームを塗り、肌を保護するのと同じように建物に遮熱塗料を塗装することで近赤外線を反射させます。
これにより室内の温度上昇を抑えることが出来るのです。
2. 遮熱塗料で節電
遮熱塗料は節電できる可能性があります。遮熱塗料を使うと、室内温度が下がるからです。
ここでは具体的なデータや暮らしにおける効果を挙げます。
■ 遮熱塗料と一般塗料の表面温度の比較
実験結果からも分かるように、遮熱塗料と一般塗料の表面温度の差は15℃もの差があります。
遮熱塗料の塗膜が熱を反射させる性能を持っているので、室内の温度上昇を抑えます。
■ 遮熱塗料と一般塗料の電気代の比較実験
一般塗料と遮熱塗料とでは電気使用量に差が生じます。
この原因は、遮熱塗料が太陽光の赤外線を反射し夏場の太陽熱から室内の温度上昇を抑え冷暖房費の節約に貢献しているからです。
プレハブ① | プレハブ② | プレハブ③ | |
電気使用量 | 193.84kwh | 172.59Kwh | 150.17Kwh |
効果 | ――― | 11.3%節電効果! | 22.3%節電効果! |
屋根の塗り替え塗料を検討する際に遮熱塗料を選ぶことで長期にわたり建物保護と節電の効果が期待できるというわけです。
夏場の暑さ軽減や光熱費の節約を検討している場合は遮熱塗料がベストな選択になります。
3. 断熱塗料との違い
項目 | 遮熱塗料 | 補足 | 断熱塗料 | 補 足 |
---|---|---|---|---|
効果 | 外部の熱を反射し、内部の温度上昇を抑制する | 太陽光の熱を反射し、内部の温度上昇を抑制する | 熱を通しにくくすることで断熱効果を高める | 熱の伝わるスピードを遅くすることで断熱効果を高める |
原理 | 太陽光を反射し、熱の侵入を防ぐ | 空気を含んだ断熱材で熱伝導を防ぐ | ||
適用範囲 | 屋根や外壁などの外部に塗布 | 室内の壁や天井などの内部に塗布 | ※外部にも施工されることがある | |
適用面積 | 外部の広い面積に効果的 | 内部の小さな面積に適している | ※外部にも施工されることもある | |
施工難易度 | 一般的な塗料と同様の手法で施工可能 | 通常の塗料よりも専門的な施工が必要 | ※施工難易度は多少高く、技術が必要 | |
コスト | 一般的な塗料よりも高価 | 専門的な材料や施工費用がかかる | 一般的な塗料よりも高価で、施工費用も高価 | |
メンテナンス | 時間とともに効果が薄れる可能性がある | 長期間効果が持続しやすい | ※外部にも施工する場合、汚れて熱を吸収しやすくなる場合もある | |
耐用年数 | 13~20年程度 | 10〜20年程度 | ||
デメリット | 効果が経年劣化する可能性がある | ※色によって効果が異なる | 専門的な施工が必要でコストが高い |
夏場の暑さ軽減に加え、冬場の室内の保温効果を求めるのであれば断熱塗料です。
断熱塗料は熱が伝わりにくい成分が入っているため冬場は室内の熱を外へ逃がしにくくします。つまり、温かい環境を維持できる効果が高いということになります
お住まいの環境や地域の特性に合わせて塗料を選択することが大切です。
4. 対候性と低汚染、褪色防止効果に優れた遮熱塗料
アステックペイントは「建築系遮熱塗料のメーカーシェア5年連続No1」を獲得した塗料メーカーです。
塗料にはさまざまな種類があり、その数は数1,000種類あると言われています。
ここではアステックペイントの屋根用と壁用の遮熱塗料の主な効果をいくつか取り上げて紹介します。遮熱塗料を選ぶ際の参考にしてください。
■「屋根用」スーパーシャネツサーモ
ハイクラスの屋根用塗料。シリコン系とフッ素系がある。特殊無機顔料成分が退色を防止し美観性を保持します。
「フッ素系」
耐用年数:16年~20年
「シリコン系」
耐用年数:13年から16年
■「壁用」低汚染リファイン
超低汚染(汚れにくい)機能を基本にした壁用の遮熱塗料。屋根用と同じくフッ素系とシリコン系がある。
塗膜が汚れても雨となじみやすいので汚れを洗い流してくれ、キレイを保ちます。
「フッ素系」
耐用年数:20年~24年
「シリコン系」
耐用年数:15年から18年
5. まとめ
■2020年~2024年一般家庭向け低圧(従量電灯)電気料金推移
高止まりを続ける電気代は悩みの種です。
遮熱塗料は炎天下でも室内を涼しく保ち、快適な居住空間を実現すると同時に節電効果や環境への配慮にも優れています。
ただし、遮熱塗料も万能ではありません。最適な選択をするためには、自分のニーズや住まいの環境に合った塗料を選ぶことがポイントです。
(相談前のポイント)
- どのくらいの費用で相談したいか?
- 夏の暑さに悩んでいるか?
- 冬場の寒さ対策をしたいか?
このように、住まいに関する要望をまとめたうえで塗装会社に相談してみましょう。
快適な住まい作りに役立つ遮熱塗料の効果を活用し、夏の暑さから解放された暮らしを実現しましょう。
お住まいの外壁が気になる方は、外壁診断士/外壁劣化診断士による外壁塗装を検討してみませんか。
大浜燃料ホットハートリフォームでは無料外壁診断・見積もりを承っております。お気軽に以下のお問合せフォームよりご連絡ください。
今回のページで紹介したアステックペイントの遮熱塗料は、優れた耐候性と高い遮熱効果で、快適な居住空間を実現します。詳細な製品情報をご希望の方には、無料資料を用意しました。
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