REPORT
2024.07.18
災害に備えよう:体験者が語る水・食・防寒の具体的対策
(くらしのお役立ち情報Vol.41)
災害は予測不能であり、突然私たちの生活を一変させます。
そのため、日頃からの備えが重要です。今回は、実際に災害を経験した方々の声を元に、困った状況を乗り切るための具体的な対策をご紹介します。
知恵と工夫を活かし、災害時の不安やストレスを軽減しましょう。
水の無い生活を乗り切る方法
① 少ない水で洗濯する方法
- 小さいバケツを2つ用意。水を入れ、片方に少量の洗剤をいれる。
- 洗剤の入ったバケツで、洗濯物をもみ洗いする。
- 固くしぼる。
- もう片方のバケツに入れ、すすぐ。
- 固くしぼる。
- できあがり。洗濯側の水が汚れてきたら、すすぎ水を洗濯側にする。
災害時には少量の水で効率的に洗濯することが重要です。
多くの被災者が、水の供給が止まったことで洗濯が困難だったと感じています。
2つのバケツを使った洗濯法は、少量の水で洗濯できる効果的な方法です。衣類を洗剤の入ったバケツに入れ、洗剤とすすぎを分けることで、最小限の水で洗濯が可能です。
この方法を知っておくことで、災害時にも清潔な衣類を保つことができます。
② ペットボトルで作る簡易蛇口
ペットボトルを使って簡易蛇口を作ることで、貴重な水を無駄なく使うことができます。
災害時には、限られた水を効率よく使うことが求められます。
ペットボトルに小さな穴を開け、キャップを緩めることで簡易蛇口を作ることができます。この方法は水の出し過ぎを防ぎ、節約に役立ちます。
簡易蛇口を作ることで、災害時に限られた水を効率よく使うことができ、生活が少しでも楽になります。
③ 水のローリングストック
水のローリングストックを実践することで、常に一定量の水を確保できます。
被災者の多くが、水の備蓄が足りず困った経験を持っています。
水を定期的に使い、使った分を補充することで、常に新鮮な水を備蓄することができます。例えば、2リットルのペットボトルを10本備蓄し、週に1本ずつ使って補充するサイクルを作ると良いでしょう。
ローリングストックを行うことで、災害時にも安心して水を使うことができ、生活の基盤を守ることができます。
温かいご飯を食べる方法
災害時でも温かいご飯を食べることで、心と体の両方が元気になります。
被災者の多くの方が、冷たい食事ばかりでは気持ちが落ち込むと感じています。温かい食事は精神的な安定につながります。
発熱材を使って簡単にご飯を温める方法があります。発熱材は水を加えるだけで発熱し、食材を温めることができる便利なアイテムです。使い方も簡単で、災害用の非常食と一緒に備えておくと便利です。
発熱材を使えば、災害時でも温かい食事を楽しむことができ、心の安らぎを保つことができます。
暖を取るための方法
災害時に防寒着がない場合でも、簡単な方法で暖を取ることができます。
被災者の中には、寒さで体調を崩した方もいます。暖を取る方法を知っておくことは非常に大切です。
新聞紙を使って暖を取る方法があります。新聞紙を重ね着することで、保温効果が高まり、体温を保つことができます。また、毛布やタオルなどの代用品としても有効です。
新聞紙を利用することで、災害時に手軽に暖を取ることができ、寒さによる体調不良を防ぐことができます。
まとめ
災害はいつ起こるかわかりませんが、日頃からの備えと知恵を持っていれば、不測の事態にも対応できます。
少量の水での生活方法、発熱材の利用、新紙を使った防寒方法を取り入れることで、災害時の不安やストレスを軽減しましょう。
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