REPORT

2023.12.06

年末のお掃除、苦手を得意に変えます。プロのアイデアでラクしてキレイに!(元ハウスクリーニングスタッフがお届けするお風呂おそうじの極意。)

(くらしのお役立ち情報Vol.5)

年末の大掃除。大変ですよね。毎日使う水回りは1年間の汚れが…。特に浴室掃除は慣れていない分、後回しに。今回は、浴室掃除の方法についてハウスクリーニングの経験がある社員にプロがやってる掃除方法を聞いてみました。さぁやってみよう!

と、その前に注意点

(その1)

掃除中は必ず換気しましょう。(換気扇を回す。窓を開ける、ドアを開ける等)

(その2)

手袋をする。(心配な方はマスクやゴーグルも用意)

(その3)

酸性系の洗剤と混ぜない。(酸性系の洗剤はトイレ用洗剤で使われることが多い。商品ラベルの成分表を確認しておこう。)

以上、3点に注意して安全にお掃除しましょう。

【天井と壁】編

【用意するもの】

・市販の漂白剤、・アルカリ性や弱アルカリ性の洗剤、・バケツ、・手袋、 ・(マスク)・(ゴーグル)。

【浴室に立って肩より上の壁面や天井】

(1)バケツに2Lほど水(お湯だとなお良い!)を貯め、そこに漂白剤をキャップ2杯~3杯入れる。

(2)ぞうきんを軽く絞って肩より上の壁や天井を拭く。

(3)少し待って(15分程度)水だけのぞうきんで再度拭きましょう。

【肩より下の壁面や床面】

(4)バケツに2Lの水または、お湯を貯め、漂白剤をキャップ8杯入れる。(※(1)で使った希縮水があれば足して使用してOK。)

(5)やわらかいスポンジ(ピンク・オレンジ・黄色)で壁や床に塗っていく。(ベタベタ・ドボドボでOK。塗り伸ばしていく感じで。)

(6)(最低でも15分~30分)ほったらかそう。待ち時間には、他の家事を片付けちゃいましょう。

(7)シャワーの水で洗い流します。        (これでカビ菌が死に洗い流されましたにました。)

(8)(皮脂油や石鹸カスはまだある状態)アルカリ性や弱アルカリ性の洗剤で再度(肩から下の)壁や床を洗う。(これで石鹸カスや皮脂油が落ちました。)

【アルカリ性洗剤。買うのはもったいないと思うかもしれませんが…】

アルカリ性や弱アルカリ性洗剤は油に強い洗剤。お風呂掃除だけで使うのはもったいないと思うかもしれませんが台所周りで使用できます。成分表を確認してみよう

【浴室に立って肩から上と下。おそうじの仕方を変えるのが家事ラクのコツ】

壁や天井の汚れは皮脂油や石鹸カスそしてカビ。浴室の洗い場で身体や頭を洗う場合は座って洗うケースが多いですよね。石鹸カスや皮脂油は、油汚れ。天井や肩より上の壁面は湿気がもたらすカビを汚れ対策を中心にしておそうじすればすべてを力任せにするよりも断然ラクなおそうじができます。

【色によってスポンジの硬さが違う?】

・ピンクや黄色 ➡ やわらかめ

・グリーンやブルー ➡ 硬め

プラスチック製品が多く使われている浴室。硬めのスポンジは製品にキズを付けているのと同じ!浴室おそうじはピンクや黄色のスポンジを使いましょう。

【鏡】編

【用意するもの】

・(リンレイさんの)

 ウルトラハードクリーナー

・ダイヤモンドパット

(1)ウルトラハードクリーナーを鏡にかける。

(2)少し待って(10分程度)シャワーの水で洗い流す。

(3)(ウロコが気になる場合は…)シャワーで鏡に水をかけながら(力は要らないので)ダイヤモンドパットで気になる場所を撫でていく。

【ダイヤモンドパットはたくさんの水で】

メラミンスポンジや今回ご紹介したダイヤモンドパット。水を付けてこするだけという使用方法ですが、多くの場合、水気が足りず製品にキズを付けることになってしまいます。シャワーで水をかけながら力は要らないので擦らず撫でる感じで使用しましょう。(力は要りません!)

【注意事項はよく読んで!】

リンレイさんのウルトラハードはハウスクリーニングの経験者からみても優れもの。取扱い注意事項をよく読んで使用することがポイント。ちなみに洗い流せない洗面鏡で使用するのは控えたほうが良いです。

お掃除は一生懸命やらないがコツ。

「さぁ、やるぞ!」と自分に言い聞かせてやることが多い年末のおそうじ。でも、汚れの程度や種類に応じた洗剤を使えば、全て一生懸命、力を入れてやらなくてもOK。適材適所で道具を使い分け年末の家事ラクを手に入れてください。

「掃除する時間もない!」

そんなお悩みの方はハウスクリーニングのプロにお願いすることも可能。ご相談はコチラから